令和元年5月20日(月)
平成31年度のいがの里職員全体会議を開催しました。
例年この時期に開催されている同会議では、”介護事故”をメインテーマとして事業所に所属している全ての職員向けに研修を実施しています。
今年のいがの里のテーマは「事故、ヒヤリはっとに対しての理解を深める」と題して、改めて左記に関する意識の重要性についてグループワーク(意見交換)等を行いました。
ちなみに・・・
「ヒヤリはっと」と「事故」の関係性については、『ハインリッヒの法則』の中で「1つの重大な事故の中には29個の軽微な事故があり、29個の軽微な事故の中には300個のヒヤリはっとがある」とも言われ、質の良いケアを目指す中においては非常に重要なテーマの一つとなっています。
それらの報告は・・・
「ヒヤリはっと報告書」として、日頃の生活の中で”ヒヤリとしたこと””ハッとしたこと”を報告したり、
(ご家族様の中でもご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?)
「事故報告書」として、その名の通り介護事故が発生した際に報告するものとなっていますが、
(いがの里いおいても一年間で転倒、擦過傷、誤薬、他等の様々な形態の事故が発生しています)
いがの里では、上記の報告等に対しての対策として、更なる意識の向上を図るために、同会議内においてグループワークを行い、職員間で課題解決に向けた意見交換を行いました。
グループワークのテーマは「ヒヤリはっとの意識を高め、事故を未然に防ごう!!」。
介護事故を防ぐためには、先ずは対象者の危険な要因(様子、行動等)を知ることや気付くことにが重要であり、その点について今までよりも意識を高めてもらう目的でテーマを決めました。
“事故を未然に予防し、ケアの質を上げていきたい”との思いは職員一同同じであり、グループワーク中は言葉が途切れることなく、時には笑い、時には頭を捻りながら、課題解決への糸口を考えていました。
同会議の終わりにはグループワークで話し合った結果を披露してもらい、今後各ユニットで取り組んで行く課題についても掲げてもらったため、職員各々の意識が日々どのように変化して行くのか、様子を見て行きたいと思います。
追伸
全体会議の様子について写真を掲載しようと準備をしていましたが、写真データにエラーが発生してしまい掲載できなくなってしまいました。参考までに昨年以前の全体会議内で行われたグループワーク時の様子を掲載させていただきますので、ご覧いただければと思います(こんな感じで行っています)。
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