去る6月25日、今年度1回目の避難訓練を行いました。
例年、この時期には夜間の防火訓練として、
1.情報伝達訓練(緊急連絡網、SNSを使用した訓練)
2.集合訓練(緊急連絡を受けた後に施設まで集合する訓練)
3.通報訓練(消防署への火災発生緊急通報、地元消防団・自警団への出動要請等を行う訓練)
4.避難・誘導訓練(入居者様の安全確保、避難誘導を行う訓練)
※職員、地元消防団・自警団についても施設到着後に避難誘導に参加いただいています。
5.初期消火訓練(火災通報装置作動後に初期消火等を行う訓練)
6.物資搬送訓練(避難誘導完了後に館内から物資を搬出する訓練)
以上の訓練を一連の流れとして実施し、伊賀市消防本部東消防署様より総評としてご意見並びにご指導をいただいています。
当該訓練については、近年発生が懸念される南海トラフ大地震に備えた具体的対策が必須とされる中において、当施設としても地震対策とともに同時に発生する可能性のある火災に関しても充分に備えておく必要があるとの考えより、施設全体として毎年実施しています。
又、大規模な地震等に備えて施設の管理体制や緊急時の対応の見直しを図るとともに、実際の状況で迅速且つ冷静に避難誘導を行えるよう定期的に避難訓練を実施することとしています。
今回の訓練についても、地震が起きた後に火災が発生するとの想定で実施しました。同様の訓練を重ねることで、その状況下においての的確な初期対応や利用者の身を守り安心と安全を確保できる管理体制を整えて行ければと考えています。
いざ有事が発生し被災した際には、施設職員だけで避難誘導やその後の対応を全て継続的に行っていくことは難しいのではないかと思います。ですから、今から地域の方にもご協力をいただきながら防災訓練を通して連携を深めて行くことが必要と感じます。
今年度の夜間訓練は終わってしまいましたが、秋には昼間訓練も計画しておりますので、今後も皆様により一層「安心」いただけるような環境作りに努めて参りたいと思います。
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